【玉締め絞り】松本製油
やまの辺で、使っている胡麻油の工場へ
行って来ました。
ここの胡麻油は、人の手で作り出す伝統の製法
江戸時代から続く伝統の玉締め絞り
玉締め絞りとは江戸時代中期より続く伝統技法です。
人の手で三日三晩かけて絞ることで、添加物を一切使用しない最高級の純正胡麻油が出来上がります。
玉締め絞りによる胡麻油の生産量は、日本全国でわずかに1%に満たない極めて貴重な胡麻油です。
一般的な胡麻油は、圧搾時に摩擦熱により高温になって油が焦げてしまい、色や香りが濃くなってしまいます。そのため脱色、脱臭などの精製を繰り返した精製油となります。
これに対し、玉締め絞りは手作業により低圧力で時間をかけて搾るため、油が摩擦熱により焦げることなく、透明な琥珀色に仕上がります。
そのため、甘く香ばしい香りの、自然の風味が生きた純正の胡麻油になります。